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唇に媚薬
第11章 純真なカノジョ

俺の右腕

俺の専属

俺の一部……ってこれは言ってないけど。


……間違いない。

この若くて可愛らしいお方は……あの日
差し出された葵の左手に、小さな右手を重ねていた……


「~~~~!」




 さ

  さ

   佐伯お嬢様ーー!!


「あの、早坂さ……?」

「お、お先失礼します!」

店長の呼びかけを遮って、ガバッと頭を下げると
落ちたアウターを掴み、私はダッシュでその場から立ち去った。


「………っ」


って、おい!
なぜ走るのだ私!
怪しい、怪し過ぎる!


「お疲れさまっしたぁ」


自動ドアの手前で、例の生意気な新人が声をかけてきた。
~~ってなんだその言葉遣いは!


「今度は姫宮さんに来てほしいのでぇ」

「………!」

「待ってますぅって伝言……」

「自分で言え!」

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