この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
唇に媚薬
第15章 Yours forever
「……ん、あぁ…っ」
痛いほど舌を吸われて、軽くイかされそうになる。
ビリビリと刺激が走って
怖いくらいの快感で、思わず葵の胸を叩いた。
「……はぁっ……」
やっと唇が離れて、崩れそうな私の体を葵が支える。
左手は腰、右手は後頭部
大きな両腕に包まれて、葵の香りが広がった。
「……も、ズルいよ…」
この場所は暗いから、周りにはバレてないと思うけど
突然こんなことされたら、息が止まっちゃうじゃない ///
せっかく正常値に戻ろうとしていた脈が、再び暴れ出す。
……この火照った体、どうしてくれるの?
って、わわ!
また抱きしめられる力が強く……
「葵、これ以上は、ダメ……っ」
「……蘭」
「私が止まらなくなっ…」
「結婚して」
「……ちゃうでしょ……」
………
………
………え?
「……あ、お」
「蘭、俺と結婚して」