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唇に媚薬
第16章 唇に媚薬
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「……結局
冷たいドSっていうのは見た目だけで
甘くて優しい男だったってことね」
「ふざけんな
俺は口は悪いし態度もでかいし……」
「はいはい、素敵よ王子様」
「おい、しばくぞ。だいたいてめぇは……」
「ねぇ、もう一度言って?」
「は?」
「オンリーユー的な愛のメッセージ、もっと頂戴♪」
「言うかボケ。 調子に乗るな」
「言ってくれなきゃ一生口聞かない」
「小学生かお前は……」
「ねぇ言って?」
うんざりした顔で、溜息を漏らして
私を再び抱き寄せると、葵は耳元で囁いた。
“ You're the most important person to me ”
─── 私にとって貴方は、1番大切な人
♥おしまい♥
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