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秘密の開交パーティ
第5章 タンホイザー

パーティが開かれる金曜日の夜は、
焼肉屋のピーターさんが、
時間前にやってきてくれて、
お肉料理をいっぱい作ってくれます。
時には、すき焼き鍋やニンニク料理なども
作ってくれて、みんな大喜び。
だから、金曜日の夜のこのフロアーは
高級な料理の何とも言えない程、
美味しそうな臭いが充満します。
一流の材料が放つ、一流の臭いです。
「いつも楽しそうなパーティですね」って
二つドア向こうの、外資系に努めるOL美人が
ヒョイと訪ねてきたことがあります。
「ステーキの後は生肉パーティですよ」
という言葉に、全てを察したインテリさん、
その夜から、開交パーティの常連さんです。
ここではマリアさん。
携帯を鳴らすと、ノーパンで来てくれて、
フルタイムの大活躍で頑張ってくれます。
時々、彼女の可愛い女子友を連れてくることも
あって、主催する私にとっては貴重な存在です。
そんな訳で、このパーティは、
膣穴不足に困るという事はありません。
そんな麻布十番の妖しい金曜日です。

