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あたしの王子、俺だけの姫
第5章 確認


コータが仕事に行く1時間前まで、あたしの身体は隅々まで愛されて食べられて........
終わったかと思ったら、またコータが入ってきて....何度も果てた。


コータの愛し方は、あたしの心も身体も全て自分のものだと確かめているようだった。


出会ったときが喧嘩腰だったもんね、あたし。
絶対に好きにならないって言ってたし....。
やっぱり、不安なのかな。


あたしの癒しでもあるイケメンボイスの声優・登志彦さんの事もバレちゃったし。


だけど今は、コータのこと大好きだからね。




たくさん愛されて、ベッドから起き上がれない。
うつ伏せで寝て肩で息をする。
そんなあたしの頭を優しく撫でてくれるコータ。


「有希....ゴメンな、ちょっと無理させちまったな」


「....もぅ、夏休みだから....いいものの....学校始まったら、ダメだからね」


ちょっとくらい怒ってもコータには効き目がないんだろうな。なんか、笑ってるし。


「あぁ....気を付けるよ。じゃあ、シャワー浴びたら仕事に行ってくる」


「ん....気を付けて」


ベッドから降りる前にコータがあたしの背中にキスをするから、また赤い痕が増えた。


コータって、本当にキスマークつけるの好きなんだね。抱かれたあと、鏡を見るのを嫌になるくらい。
病気か?なんて思えるほどたくさんある。
愛されてる証拠って言えば、そうなんだろうけどね。


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