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あたしの王子、俺だけの姫
第14章 聖夜
来年のバレンタインデーは....
ううん。考えたくないかも。
こんなにも疲れるなんて知らなかったよ........
そう思いながら眠りについたのは日付も変わったあと。
シーツの中で、コータの腕の中で見た夢は........
コータと小さなコータとあたしの3人で笑っている風景。楽しそうにお弁当食べてる。
そんな未来がすぐ近くに来ているなんてこのときは思いもしていなかった。
2人で過ごす、甘い........甘すぎかもしれない時間。
今日、この日は........
みんなが同じくらい『幸せ』に思える日になりますように。