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あたしの王子、俺だけの姫
第7章 卒業
「コータ!」
駐車場で待つコータを見つけて手を振りながら近づくと担任の先生もいた。
コータは手をあげて答えてくれたけど....
「....え?なんでいるの?先生が」
「さっき言っただろ?同級生だって」
「有希、祥太(ショウタ)は同級生って言うか、幼馴染みみたいな?」
「みたいな?ってなんだよ!」
「最近飲み会だってやれてないだろ?」
先生とコータが仲良し過ぎてなんか変....。
二人の会話、入っていけないし。
にしても、なんで今になって?
「有希が卒業したし、祥太の生徒じゃなくなったし。まぁ....ここに来たついでに報告がてら、かな」
かな?って何よ....