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あたしの王子、俺だけの姫
第8章 抱擁
好きだよ....
愛してる....
傍にいて....
離れないで....
コータの甘えた声でさらに気持ちよくなって何度も意識が飛びそうになった。
それでも、コータはあたしの奥へと入り込む。さらにその奥へと突き上げて、あたしの身体を堪能してる。
身体中にキスの雨。降り落とされた赤い痕は数えきれない。
同時に果てても、コータが物足りなければ抱き起こされて違う角度で内側を擦られ刺激を与えられる。
涙が出るほど啼いても、コータは止めてくれない。
コータの体力を疎ましく思いながら、気を失うまでコータのすべてを受け止めていた。
どれくらい抱かれたのだろう。
目が覚めたのはお昼を過ぎた頃。
コータに後ろから抱き締められた状態だった。
下腹部に違和感があると思って腰を捩ると、コータがあたしの中に入ったままだった。