この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
あたしの王子、俺だけの姫
第14章 聖夜
コータから口移しでやって来たチョコレートはトロリと甘く溶けて広がると、コータの舌で絡めとられて消えていく。
少し唇が離れると、隙間から新しい一粒が入り込み同じようにコータが堪能していく。
「有希....美味しかったね」
優しく微笑み、抱き締めてくれたときには酸欠状態で疲れました。
「次は、お風呂で....ね?」
抱き上げながらおでこにキスを落とされて、コータの足はお風呂場へ向かう。
『コータ、明日も仕事じゃなかった?』
なんて言葉はかけても無駄。
洗面台にあたしを座らせたコータは鼻唄まで歌ってるし........。