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あたしの王子、俺だけの姫
第14章 聖夜
2月のイベント、バレンタインデー。
愛する人と過ごせたら、さらに幸せになれるのかも。
あたしの場合は....
疲れそうです........はい。
「有希....なに考えてるの?」
ほら、またコータの突き上げが深くなった。
それに........
「コー....タっ、はやっ....ンッ!....はげしっ、よっ....」
「有希が、可愛いのが悪いんだよ........」
『その声で俺を煽ってるの....わからない?』
コータがそう言うけれど、どんな声なの?
噛みつくようなキスで息が....覚束ない。
あたしの身体にはコータがつけた印が赤く散らばっている。