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あたしの王子、俺だけの姫
第4章 受理

「コータ....恥ずかしいから、もう無理....」


あたしはシーツを手繰り寄せて顔と胸元を隠す。
手を伸ばした先に枕もあったからそれも一緒に。
はじめてなんだよ!もぅ!


恥ずかしさで大きな身体を小さく縮こませる。そんなあたしを覆うように囲み、上から見下ろすコータ。


「....俺の方が無理....我慢の限界」


そう言うのが早いかコータが着ていた服を脱ぐのが早いか....あたしがチラッと横目でコータを見上げたときには上半身裸のコータがいた。
細身なのに引き締まった筋肉で男らしい厚みもあるその身体に目を奪われた。


「ほら、有希も服脱ぐよ」


コータは横向きのあたしの身体を腰だけ仰向けにさせて手際よくボタンを外してズボンを脱がせる。


「え?....ヤッ!....コータ!まって、やだやだ!」

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