この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
翻弄の果てに
第1章 衝撃
せめて、知識だけは!
そんな思いで頑張ってみる悠太だが、こればかりは、数をこなすしかないのではないか、と、挫折しそうになる。

それにしても、何故、姉さんはこんな性癖を持ったのだろう………


……………………………


俺が、物心ついた頃、姉さんは、日本舞踊と華道の稽古事をしていた。
俺が、小学校の高学年の頃、姉さんは、華道の師範とやらを修得し、日本舞踊だけになっていた気がするが、定かではない。

ただ、そのせいか、着物の似合う素敵な姉さん、という印象が定着したのもこの頃だったことは、しっかり覚えている。

『悠ちゃん、そこで靴下脱いでから、入って来るのよ。』 とか、
『悠ちゃん、お父さんに、ちゃんと謝りましょ。お姉ちゃんも一緒に謝ってあげるから。』など、
よくよく俺の面倒をみてくれた。

ふて腐れた俺も、姉さんの、声を荒らげない言い回しには素直になれたし、もしかしたら、姉さんがいなければ俺は、少年院に入っていたかもしれないほど尖っていた。



/420ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ