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翻弄の果てに
第7章 愛しあう日々
内心、俺は恥ずかしさに体中から汗が吹き出しそうだった。
もしかしたら、俺が思う以上に環は俺を思ってくれているのかもしれない。
なのに、俺という男は、環と大手を振って歩くことだけに性急になって……
だが、環!解ってくれ!
俺はこの時を、ずーっとずーっと思い描いてきたんだ!
もう、誰にも邪魔されない、二人の「時」を待ち望んできたんだ。
ああ、俺は浅はかだったろう…
解ってる。ただ…
ただ、俺の素直な気持ちを笑わないで欲しいんだ!
幼稚だと、呆れないで欲しいんだ!
もしかしたら、俺が思う以上に環は俺を思ってくれているのかもしれない。
なのに、俺という男は、環と大手を振って歩くことだけに性急になって……
だが、環!解ってくれ!
俺はこの時を、ずーっとずーっと思い描いてきたんだ!
もう、誰にも邪魔されない、二人の「時」を待ち望んできたんだ。
ああ、俺は浅はかだったろう…
解ってる。ただ…
ただ、俺の素直な気持ちを笑わないで欲しいんだ!
幼稚だと、呆れないで欲しいんだ!