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翻弄の果てに
第1章 衝撃
俺は悠太、今年、25歳。
俺には歳の離れた姉がいた。名前は環(たまき)、38歳だった。
一回り以上も離れているが、姉さんの思春期に、いい歳をしてセックスした親父とおふくろの産物が俺なんだと思ってしまうと、どうしても親に対して「腐ってる。馬鹿親!」と、いい印象が持てないでいた。
しかし、俺は、いつも遊んでくれる姉さんが大好きだった。
たぶん、恥ずかしい話だが、寝小便で世界地図を描いた布団を干してくれてたのも姉さんで……
俺が小学校に上がる時には既に大人。彼氏もいただろう。
小3の頃には、姉さんの彼氏に妬きもちもやいていた。
とにかく、やんちゃな俺とは真逆で、物静かで上品な姉さんは、俺にとって憧れの女性でもあった。
俺には歳の離れた姉がいた。名前は環(たまき)、38歳だった。
一回り以上も離れているが、姉さんの思春期に、いい歳をしてセックスした親父とおふくろの産物が俺なんだと思ってしまうと、どうしても親に対して「腐ってる。馬鹿親!」と、いい印象が持てないでいた。
しかし、俺は、いつも遊んでくれる姉さんが大好きだった。
たぶん、恥ずかしい話だが、寝小便で世界地図を描いた布団を干してくれてたのも姉さんで……
俺が小学校に上がる時には既に大人。彼氏もいただろう。
小3の頃には、姉さんの彼氏に妬きもちもやいていた。
とにかく、やんちゃな俺とは真逆で、物静かで上品な姉さんは、俺にとって憧れの女性でもあった。