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翻弄の果てに
第10章 新しい家族
環は、おふくろと時々会っていたらしい。
俺を真剣に愛しながらも、母性愛も持ち合わせ、環の苦悩はいかばかりだったことだろう。
きっと頭のいい環のことだ、自分のしていることがどんなに罪深く、誤った選択であるか、重々わかっていたはずだ。
それでもな、環。
俺は、環のおかげで、人を慈しむことを覚えたんだよ。
世間は、こんな行動をきっと非難するだろうな。
だが、俺はこれで良かったのだと思うんだ。
環が命をかけて俺を変えてくれたんだもんな。
世間は関係ない。
環。俺は環を愛したこと、後悔はないよ。
むしろ、愛せたことが誇らしいくらいだ。
ありがとう、環。
環から貰った命、人生、きっと誰かを愛し、幸せになる。だから、これからも、ずっと見守ってくれよな?……母さん……
俺を真剣に愛しながらも、母性愛も持ち合わせ、環の苦悩はいかばかりだったことだろう。
きっと頭のいい環のことだ、自分のしていることがどんなに罪深く、誤った選択であるか、重々わかっていたはずだ。
それでもな、環。
俺は、環のおかげで、人を慈しむことを覚えたんだよ。
世間は、こんな行動をきっと非難するだろうな。
だが、俺はこれで良かったのだと思うんだ。
環が命をかけて俺を変えてくれたんだもんな。
世間は関係ない。
環。俺は環を愛したこと、後悔はないよ。
むしろ、愛せたことが誇らしいくらいだ。
ありがとう、環。
環から貰った命、人生、きっと誰かを愛し、幸せになる。だから、これからも、ずっと見守ってくれよな?……母さん……