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翻弄の果てに
第11章 純粋な気持ち
どこか環と被るところを感じていた俺。
環の愛し方と、祥子の愛し方、似ている。
これがそうだったんだ……
どうして、自分を犠牲にしてまで愛する人を守ろうとするのか。
犠牲の上に成り立つ愛なんて、そんなものは愛じゃない!
『この茶店は、俺が初めて祥子と二人で会った場所なんだ。思えば、俺達の始まりの場所……
登喜子さん!俺、祥子を迎えに行く。
時間がかかっても、簡単じゃなくても、これは、俺がやらなければいけない!
登喜子さん、今度こそ、協力してくれ…いや、してください!』
俺は、真剣に頭を下げた。
『祥子ちゃんを幸せにしてね(泣)協力するわ。』
俺の思いは、固く、確かなものとなった一日だった。
環の愛し方と、祥子の愛し方、似ている。
これがそうだったんだ……
どうして、自分を犠牲にしてまで愛する人を守ろうとするのか。
犠牲の上に成り立つ愛なんて、そんなものは愛じゃない!
『この茶店は、俺が初めて祥子と二人で会った場所なんだ。思えば、俺達の始まりの場所……
登喜子さん!俺、祥子を迎えに行く。
時間がかかっても、簡単じゃなくても、これは、俺がやらなければいけない!
登喜子さん、今度こそ、協力してくれ…いや、してください!』
俺は、真剣に頭を下げた。
『祥子ちゃんを幸せにしてね(泣)協力するわ。』
俺の思いは、固く、確かなものとなった一日だった。