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翻弄の果てに
第13章 家族〜いのちの誕生〜
『ママぁ…』
膝の上で目を覚ました未来は、この新緑の青空が眩しいらしく、薄目に開け、手で擦る。
『未来ちゃん、おめざめね(笑)いっぱい眠ったわね。』
『ママぁ、お喉渇いたぁ、ジュースちょうだい。』
りんごジュースを少し飲む。
『未来も起きたことだし、俺も腹がへったよ、ママ。』
『サンドイッチ食べましょうか。未来は?おむすびとサンドイッチ、どっちがいい?』
『おむすびっ!』
『はい、じゃあ、お手て拭きましょうね。』
未来仕様の握り飯は、俺なら頬張って一口というサイズ、サンドイッチは、耳を落として、ホットサンドイッチにしてあり、ポロポロこぼさずに食べられるようにしてあった。
『なあ、祥子、過保護じゃねえか?』
『あらあら、パパったらいじけてるのかしらね?(笑)未来ちゃん。』
『パパ、あーん。』
小さい手が、俺の口元に。
『優しいなあ、未来。あーん、んっ!旨い!未来、パパは幸せだよ(笑)』
俺としたことが……
ありえない親バカだ。
膝の上で目を覚ました未来は、この新緑の青空が眩しいらしく、薄目に開け、手で擦る。
『未来ちゃん、おめざめね(笑)いっぱい眠ったわね。』
『ママぁ、お喉渇いたぁ、ジュースちょうだい。』
りんごジュースを少し飲む。
『未来も起きたことだし、俺も腹がへったよ、ママ。』
『サンドイッチ食べましょうか。未来は?おむすびとサンドイッチ、どっちがいい?』
『おむすびっ!』
『はい、じゃあ、お手て拭きましょうね。』
未来仕様の握り飯は、俺なら頬張って一口というサイズ、サンドイッチは、耳を落として、ホットサンドイッチにしてあり、ポロポロこぼさずに食べられるようにしてあった。
『なあ、祥子、過保護じゃねえか?』
『あらあら、パパったらいじけてるのかしらね?(笑)未来ちゃん。』
『パパ、あーん。』
小さい手が、俺の口元に。
『優しいなあ、未来。あーん、んっ!旨い!未来、パパは幸せだよ(笑)』
俺としたことが……
ありえない親バカだ。