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翻弄の果てに
第19章 荒波
『記憶喪失…何故…』

『恐ろしいことが起きたんだ。精神が参ってしまうのは仕方がない。健康な身体はもう、取り戻せない……』

『何を言ってるの?記憶が戻ればカウンセリングを受けて、徐々に精神は落ち着くわ!力さんはやわな人間じゃないわ!まるで身体障害者みたいな言い方!』

『…なのよ、未来…もう普通には…歩けないのよ…』


それから二人は、未来の様子に注意しながら、言葉を選び、今の力の状態と、力の両親からの申し出を伝えた。



『……嫌よ…離れないって約束したんだもの。交際の解消なんかしないわ。たとえ力さんがこの先、ずーっと車椅子でも、あたしが側で支えるわ。』

『未来、現実を見なさい!』

『現実よ!あたし達はそんな弱い絆で結ばれたんじゃないわ!……ぅ、うっ!』




未来のつわりが始まった………



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