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翻弄の果てに
第4章 穏やかな日々
村の人達と馴染むために、俺は、農協の人のツテで、村唯一の食料品店に就職した。
姉さんは、農協の事務、といっても、正式ではない。事務員さんが休む時だけの、いわば、アルバイト。
俺は、本当は、家でのんびりとくつろぎながら、小さな畑の脇で、好きな花でも育てていればいいのに、と思っていたのだが。
『かんぱーい(笑)』
『仕事が決まって、やっと一安心。先の不安ばかり考えず、楽しく暮らそうな。』
姉さんのやりくり上手には驚いた。
有り物で、いろんな料理をしてくれた。
そんな食事をしてると、ふと、「姉さんが他人だったら良かったのに…」 そう思ってしまう。
魅力的な姉さん…
抱きしめたい!
その唇を奪いたい!
俺は、息が苦しくなるほど、その衝動を抑えているのだ。
姉さんは、農協の事務、といっても、正式ではない。事務員さんが休む時だけの、いわば、アルバイト。
俺は、本当は、家でのんびりとくつろぎながら、小さな畑の脇で、好きな花でも育てていればいいのに、と思っていたのだが。
『かんぱーい(笑)』
『仕事が決まって、やっと一安心。先の不安ばかり考えず、楽しく暮らそうな。』
姉さんのやりくり上手には驚いた。
有り物で、いろんな料理をしてくれた。
そんな食事をしてると、ふと、「姉さんが他人だったら良かったのに…」 そう思ってしまう。
魅力的な姉さん…
抱きしめたい!
その唇を奪いたい!
俺は、息が苦しくなるほど、その衝動を抑えているのだ。