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第10章 嘘　前編

私と笹山くんがいる特命捜査係の部屋は
居心地がいいのか･･･
広報係の由美子とサイバー犯罪対策係の中辻さんが
遊びに来ています。

お茶とお菓子でくつろぐ４人･･･

そこにもう１人･･･

「おう！京都府警の綺麗どころが
２人も揃ってるとは嬉しいなぁ〜」
ドアを開けて入ってきたのは神馬博士。

京都府警科学捜査室の主任研究員で･･･
中辻さんと肩を並べる
セクハラ発言大好きなエロオヤジです。

「神馬博士ぇ〜　こんにちわ〜」
エロトークが大好きな由美子は
神馬博士を歓迎します。

「あ･･･ども･･･」
私は警戒態勢の気分に･･･。

「特命捜査係の二人･･･
小百合ちゃんと笹山くんが
頼りないって噂だから
今日は秘密兵器を持ってきてやったぞ」
神馬博士は言いました。