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女刑事のエッチな事件簿・未亡人編
第4章 銭湯盗撮 前編
「今日は・・・中京区竹倉町の桃の湯ですね」
車を運転しつつ笹山くんが言いました。

「京都市内の銭湯めぐりなんて・・・
優雅な仕事だねぇ〜」
私は運転席で笑います。

「失敗つづきだから・・・
こんな仕事が回ってきたんですよね・・・」
ため息まじりの笹山くん。

特命捜査係は・・・
今や英雄となった黒岩さんが遺した部署です。

黒岩さんを記念する意味でも・・・
黒岩さんがいなくなった今でも
特命捜査係は決して取り潰されません。

たとえ・・・私や笹山くんがどんな失敗をしても・・・
取り潰されることだけはない・・・。

仕事の内容は変えられても・・・。


「出歯亀や脱衣所泥棒防止のための
パトロールよね・・・まあ・・・ガンバろうね」
そう言って私は笑います。

出歯亀とは風呂などの覗きをする
犯罪者のことです。

「でも・・・やっぱり・・・もっと本格的な
刑事らしい仕事がしたいですね・・・」
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