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第1章 出会い系でノーパン　前編

「エリカちゃんの恥ずかしい姿･･･
見ているのは僕だけだと思うだろ？」
高橋は私に尋ねます。

「はい･･･」
私は小さな声で答えます。

「ところがね･･･僕は気づいちゃったんだ。
この路地の入り口に男性がひとり立っていて
こっちをチラチラ見てるんだ」
高橋はそう言って薄笑いをしました。

私たちが立っているのは
袋小路の路地･･･

大通りから路地に入る曲がり角から
２０ｍほど入ったところです。

私が大通りの方を見ると･･･
確かに曲がり角に男性が立っています。

笹山くんだ！

笹山くん･･･尾行が下手すぎるよ･･･
高橋にバレちゃってるよ･･･。