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蜜恋~お義父さんとは呼べなくて~④牡丹の花の咲く頃には
第19章 王宮という名の伏魔殿
「そ、そう? 別に否定するとか、そんなつもりではなかったんだけど。ただ、生命はただ一つしかない、代わりのきかない大切な物だし、その生命を誰かのために捧げるとかいう考え方は、あまり賛成できないような気がして。だって、臨尚宮の人生は他の誰のものもでもない、あなただけのものでしょう。だったら、臨尚宮は、あなた自身のために生きるべきじゃないかと、ふと思っただけ」
キョンシルは笑顔で続けた。