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蜜恋~お義父さんとは呼べなくて~④牡丹の花の咲く頃には
第20章 飛翔する鳥
「ごめんなさい。もっと早くに言うべきだったのは判っているわ」
 ソンが唇を噛みしめた。
「誰もがだ、皆がそうやって私を置き去りにしてゆく。母上も父上も、天上の月も、幾ら私が手を伸ばしても微笑みかけてはくれなかった。そなたもか、キョンシル。そなたまでもが私から離れてゆくというのか?」
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