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蜜恋~お義父さんとは呼べなくて~④牡丹の花の咲く頃には
第25章 再会
 トスの指がキョンシルの頬に触れた。長い指はしばらく彼女の頬を撫で、顎、首筋、鎖骨とゆっくりと降りていった。
 しばらく素肌の上をさまよっていたかと思うと、悪戯な指は更に下降して胸の先端を掠める。その刹那、触れられたわずかな箇所から妖しい震えが生まれ、身体中に走った。
 まるで小さな雷土(いかづち)が身体の隅々を駆け巡ったかのようだ。こんな感覚は今まで知らなかった。
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