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蜜恋~お義父さんとは呼べなくて~④牡丹の花の咲く頃には
第25章 再会
「良いのか? 今ならまだ俺は自分を抑えられる。だが、これから先は、たとえそなたが泣いて抗おうと、自制がきかなくなるかもしれない」
「ええ。私、今夜のことを後悔なんてしない」
小さいけれど、はっきりとした声で返し、キョンシルはトスの首に両手を巻きつけた。
トスの貌に新たな愕きが浮かび、消えた。
「そんな可愛いことをすれば、男がどうなるか、そなたは判っているのか?」
言い終えるのももどかしく、トスがキョンシルの唇を塞いだ。
「ええ。私、今夜のことを後悔なんてしない」
小さいけれど、はっきりとした声で返し、キョンシルはトスの首に両手を巻きつけた。
トスの貌に新たな愕きが浮かび、消えた。
「そんな可愛いことをすれば、男がどうなるか、そなたは判っているのか?」
言い終えるのももどかしく、トスがキョンシルの唇を塞いだ。