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蜜恋~お義父さんとは呼べなくて~④牡丹の花の咲く頃には
第3章 哀しみはある日、突然に
「そう?」
 ミヨンはまだ案じ顔である。キョンシルはわざと明るい声音で言った。
「それよりも、お母さん(オモニ)、とっても素敵よ。いつも私と並んでても母娘には見られた試しはないけれど、その格好じゃ余計にそうなりそうね」
「何を言ってるんだか。私はもう三十二にもなるんだよ? 十五のお前に敵いっこあるはずがないだろう」
 ミヨンの白い頬にうっすらと血が上る。
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