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蜜恋~お義父さんとは呼べなくて~④牡丹の花の咲く頃には
第5章 偽りの別れ
下半身に全身の血が集まり、冗談ではなく、あのままキョンシルを最後まで抱いてしまってもおかしくはないほど欲情していた。
トスは無意識の中にふらりと立ち上がった。眠っているキョンシルの側まで歩いてゆき、しみじみとその愛らしい寝顔に見入る。
ここに、今、手を伸ばせば届く場所に抱きたい女がいる。なのに、何故、我慢しなければならない? どんなに泣こうと助けを求めようと、ここは人気もない畑の中、しかも今は真夜中だ。一旦自分のものにしてしまえば、後は思い通りに何度でも抱けば良い。
トスは無意識の中にふらりと立ち上がった。眠っているキョンシルの側まで歩いてゆき、しみじみとその愛らしい寝顔に見入る。
ここに、今、手を伸ばせば届く場所に抱きたい女がいる。なのに、何故、我慢しなければならない? どんなに泣こうと助けを求めようと、ここは人気もない畑の中、しかも今は真夜中だ。一旦自分のものにしてしまえば、後は思い通りに何度でも抱けば良い。