この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
蜜恋~お義父さんとは呼べなくて~④牡丹の花の咲く頃には
第6章 対面
 それでも、彼はいつしか息子が眼を覚まして戻ってくると信じていた。だが、息子は帰ってくるどころか、両班の身分を捨て去り、一介の民となり女と所帯を持った。
 風の便りに、その後、女が息子の子を懐妊し、赤児を生んだと聞いたが、彼には何の感慨もなく、ただ息子は二度と戻らぬつもりだと思い知らされただけであった。そして、赤児が生まれて半年後、彼の愛して止まなかった息子は流行病が因で亡くなった。当時、二十六歳になったばかりのことだ。
/1719ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ