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蜜恋~お義父さんとは呼べなくて~④牡丹の花の咲く頃には
第6章 対面
 代書屋の賃金など、たかが知れている。息子は妻と生まればかりの児のために、少しでも金を稼ぎたかったのだろう。朝から晩まで根を詰めて仕事をしていたそうだ。
 息子が死んでから、彼は使用人を町に行かせることもしなくなった。たとえ息子が愛した女と我が孫だとはいえ、彼には一欠片の情もなく、むしろ、可愛い息子を殺した憎い人間どもであった。宋ミヨンと赤児がどうなろうが、彼の知ったことではなかった。
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