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蜜恋~お義父さんとは呼べなくて~④牡丹の花の咲く頃には
第6章 対面
 ジュボクはキョンシルを背に乗せて、軽々と歩いた。
「とりあえず、お屋敷に戻るよな」
 念を押され、キョンシルは押し黙った。
「―行くところがないんだろ?」
「でも、あんなところはいや」
「そう言うなよ。幾ら嫌ってても、お前の祖父さんなんだろうが」
 ジュボクは昔と本当に変わらなかった。言いたいことは容赦なくずけずけと言う。ただ一つだけ大きく変わったところは、キョンシルにとても優しくなったことだ。
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