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蜜恋~お義父さんとは呼べなくて~④牡丹の花の咲く頃には
第6章 対面
「そりゃア、ないっスよ」
 ジュボクはしきりに怒っていたが、キョンシルは逆に気が楽だった。
―あんな判らずやの糞爺ィに孫だなんて認めて貰わなくて結構。
 心ではそう思っている。実は崔イルチェもキョンシルも半端ではない頑固者である。そういう性格からして、とてもよく似ている二人なのだが、当の本人たちは絶対に似ていないと信じ込んでいるのだから始末が悪かった。
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