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蜜恋~お義父さんとは呼べなくて~④牡丹の花の咲く頃には
第7章 崔家での日々
「あら、私は酒場の女じゃなくて妓生だと聞いたけど」
「どっちだって、似たようのものよ。男に媚を売るのが生業(なりわい)じゃないの。そんなふしだらな母親を持つから、あの娘も母親に似て、男を手なずけるのが上手なんだわ」
「信じられない。こんな昼日中から男と二人きりで色目使って」
「でも、どうやったら男をその気にさせられるのか、教えて欲しい気もしない?」
「いやだ、チャンオクったら」
娘たちの悪意のある含み笑いが響く。
「どっちだって、似たようのものよ。男に媚を売るのが生業(なりわい)じゃないの。そんなふしだらな母親を持つから、あの娘も母親に似て、男を手なずけるのが上手なんだわ」
「信じられない。こんな昼日中から男と二人きりで色目使って」
「でも、どうやったら男をその気にさせられるのか、教えて欲しい気もしない?」
「いやだ、チャンオクったら」
娘たちの悪意のある含み笑いが響く。