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蜜恋~お義父さんとは呼べなくて~④牡丹の花の咲く頃には
第7章 崔家での日々
「キョンシル、大丈夫か?」
「大丈夫、私なら大丈夫だから」
 キョンシルは頬をつたい落ちる涙をこすった。
「私なんかのために、他の人と気まずくならないで。ジュボクがこのお屋敷にいられなくなったら大変だもの」
 ジュボクは頼もしげに胸を反らした。
「そんなことにでもなろうものなら、自分からとっとと出てゆくさ」
 いかにもガキ大将であった彼らしい発言に、キョンシルは泣くのも忘れて笑った。
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