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蜜恋~お義父さんとは呼べなくて~④牡丹の花の咲く頃には
第7章 崔家での日々
「ごめんなさい。私には好きな男がいるの」
ホウッとジュボクの口から息が洩れた。
「もしかして、あの格好良い剣士か? 半月前、お前をここに置いていったあの男なのか?」
ジュボクは昔から、存外に勘の鋭いところがあった。キョンシルは素直に頷いた。ジュボクの期待には応えられないが、やはり、誠意をもって相対するべきだと思ったのだ。
「そっか。キョンシル、一つ訊くけどよ、あの男はお前を幸せにしてくれるのか?」