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蜜恋~お義父さんとは呼べなくて~④牡丹の花の咲く頃には
第7章 崔家での日々
「お薬が零れてしまったので、もう一度、入れ直してきますね」
 小卓を下げて出てゆこうとすると、唐突に呼び止められた。
「その必要はない。零れたといっても、ほんの少量だ」
 キョンシルはイルチェの側に戻り、彼に薬湯の入った湯飲みを渡した。その間、少し離れて控えている。キョンシルの眼には、いやでもイルチェが映った。
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