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蜜恋~お義父さんとは呼べなくて~④牡丹の花の咲く頃には
第3章 哀しみはある日、突然に
「どう? トスさん。今夜のソンニョさまは、いつもにも増して神々しいでしょう。それこそ、見惚(みと)れて言葉もないくらいに」
 キョンシルが我が事のように誇らしげに言う。
 ウッオッホン。トスは盛大な咳払いをし、紅くなった貌で言った。
「キョンシル、大人をからかうのは良い加減にしなさい」
「あら、だって本当のことじゃない。トスさんってば、紅くなってるくせに」
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