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蜜恋~お義父さんとは呼べなくて~④牡丹の花の咲く頃には
第12章 李家の御曹司
 その間際、彼はちらりとキョンシルを見た。トスが殴ったのは一度だけではあったが、唇が切れたのか、口許から細く血が滴っていた。あの分では、口の周りが赤黒く変色してしまうかもしれない。色の白い彼のことゆえ、余計に痛々しく見えるだろう。
 キョンシルを見つめていたウォンジュンの瞳は明らかに傷ついた者のそれだった。傷つけようとしたのは間違いなく彼の方なのに、被害者のキョンシルの方が罪悪感を憶えてしまうほどに悲壮な眼をしていた。
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