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蜜恋~お義父さんとは呼べなくて~④牡丹の花の咲く頃には
第13章 恋の病
 ホウとウォンジュンの口から吐息が洩れた。それが落胆の溜息であることは明らかだ。トスはゆっくりと眼を開いた。
「―違うが、似たようなものだ」
 ウォンジュンの沈んだ顔が束の間、生気を取り戻した。その瞳にはかすかな期待がこもっている。
「それは、どういう意味です?」
「つまり、俺はあいつの保護者だ。判りやすくいえば、親代わりというところかな」
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