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蜜恋~お義父さんとは呼べなくて~④牡丹の花の咲く頃には
第14章 真実
「ちょっと外の風に当たってくるよ」
「でも、何だか具合が悪そうよ。せめて、もう少し落ち着いてからにしたら?」
「いや、すぐに戻るから。心配せずに先に寝ていてくれ」
 トスは首を振ると、まだどこか上の空といった様子で室を出ていった。キョンシルの胸に不安が雨を降らせる雲のように押し寄せる。
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