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蜜恋~お義父さんとは呼べなくて~④牡丹の花の咲く頃には
第15章 心のありか
 キョンシルが微笑むと、ユチョンはますます紅くなった。
「それで、今日は何の用なのかい? もしかして俺に何か?」
 キョンシルは笑って首を振った。
「若さまとお話がしたくて来たんです。ほんの少しの時間で良いんですけど」
 ユチョンの顔には、あからさまに落胆の表情が浮かんでいる。どうして、この男ががっかりするのかキョンシルには皆目判らなかったが、とにかくウォンジュンに取り次ぎを頼むことにした。
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