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蜜恋~お義父さんとは呼べなくて~④牡丹の花の咲く頃には
第17章 出逢いはある日、突然に
その夜半。キョンシルは、物音で目覚めた。キョンシルたちが暮らす住まいは、少し大きめの室と物置くらいしか使えないような小さな部屋とふた間しかない。もちろん、煮炊きのできる厨房もついてはいるが、こちらも猫の額ほどのものだ。
つまり、大きな部屋が食堂にもなり、居間、寝室にもなるのだ。続きの小部屋は普段は使っていない。しかし、こんなときのように急な客人があった夜は、この小部屋が活躍してくれる。ソンと名乗る若者は、当然ながら、この小部屋に泊まることになった。
つまり、大きな部屋が食堂にもなり、居間、寝室にもなるのだ。続きの小部屋は普段は使っていない。しかし、こんなときのように急な客人があった夜は、この小部屋が活躍してくれる。ソンと名乗る若者は、当然ながら、この小部屋に泊まることになった。