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ピンクの扉
第4章 娘の彼氏
「由佳からだったんでしょ?」
リビングに戻ると、
佐藤くんが泣きそうな顔で尋ねてきた。
ええ・・・まあ・・・
「俺、由佳とは別れたくないんだ!
お母さん、なんとか説得してくださいよ」
あ~あ、佐藤くん泣き出しちゃった。
男のくせに弱いわねえ・・・
もっとしっかりしないと、
桃子、あなたのお母さんになれないわよ。
泣きじゃくる佐藤くんの横に座り、
やさしく肩を抱いてあげた。
「お、お母さん・・・・」
佐藤君が桃子の胸に顔を埋め、
腰に手を回し、抱きついてきた。
ちょ、ちょっと佐藤くん・・・
もう、仕方のない子ねえ。
甘えていいのは今だけだからね。
「由佳・・・由佳~!!」
あん!私は由佳じゃないわよ!
叱りつけると、
佐藤くんはハッと我に返ったようだ。
「す、すいません・・・
お母さん、若くて、
由佳に似ているから・・・・」
ええ、よく言われるわ。
よく姉妹に間違えられるし。
若いと言われて悪い気はしないわね。
うふふ、大サービスよ。
そう言って、桃子は佐藤君の頬を両手で挟むと、やさしくキスしてあげた。
リビングに戻ると、
佐藤くんが泣きそうな顔で尋ねてきた。
ええ・・・まあ・・・
「俺、由佳とは別れたくないんだ!
お母さん、なんとか説得してくださいよ」
あ~あ、佐藤くん泣き出しちゃった。
男のくせに弱いわねえ・・・
もっとしっかりしないと、
桃子、あなたのお母さんになれないわよ。
泣きじゃくる佐藤くんの横に座り、
やさしく肩を抱いてあげた。
「お、お母さん・・・・」
佐藤君が桃子の胸に顔を埋め、
腰に手を回し、抱きついてきた。
ちょ、ちょっと佐藤くん・・・
もう、仕方のない子ねえ。
甘えていいのは今だけだからね。
「由佳・・・由佳~!!」
あん!私は由佳じゃないわよ!
叱りつけると、
佐藤くんはハッと我に返ったようだ。
「す、すいません・・・
お母さん、若くて、
由佳に似ているから・・・・」
ええ、よく言われるわ。
よく姉妹に間違えられるし。
若いと言われて悪い気はしないわね。
うふふ、大サービスよ。
そう言って、桃子は佐藤君の頬を両手で挟むと、やさしくキスしてあげた。