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ピンクの扉
第24章 3P

「桃子、それはそうと、
娘さん、そろそろ塾から帰ってくる頃でしょ?」

サッとシャワーを浴びて
帰り支度をしながら彼女はそう言いました。

「きゃあ~!大変!
もうこんな時間だわ!」


とても化粧なんてしている時間はないようです。

「送っていくわ」

彼女は校長先生のスラックスから
スマートキーを抜き取りました。

校長先生はと言うと
ベッドに大の字になったままで
起き上がれそうもありません。

「校長先生、ホテル代を支払っておいてね
それと、車をお借りしますから
タクシーかバスで帰ってくださいね」

私と彼女は校長先生を置き去りにして
部屋をあとにしました。


車に乗り込んで発車する間際に
彼女はもう一度キスをしてきました。

「今夜、気持ちよかった?」

ええ、とても気持ちよかったですと答えると

「そう、それはよかったわ
今度は違う先生で楽しみなさいね」と言いました。

「違う先生と?」

そう聞き返すと

「ええ、学校にはまだまだ男性教師がいますからね」と
悪戯っぽく微笑みました。

「他の男に抱かれなさいってこと?」

違うのと断りを入れて彼女は言葉を繋ぎました。

「桃子はもっといい女になるわ
そのためにはもっといろんな男とセックスしなきゃダメ
セックスはね、女を磨いてくれるのよ」


いい女になれば桃子のご主人は大喜びよ
もちろん私も嬉しいわ
そう言って彼女は私に口づけをしま


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