この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
ピンクの扉
第9章 タクシードライバー
「ちょ、ちょっと…やめて下さい!」
おっとりした性格の桃子だったが、
さすがにこのシチュエーションは
身の危険を感じた。
「怖がるなよ~、なにもしないって。
俺でよければ話を聞くって言ってんだよ」
何もしないと言いながらも
ドライバーは腕を回して桃子の肩を抱き始めた。
「やめて下さい!」
桃子は必死に男の手を追い払った。
「泣きながらタクシーに乗り込んで来たんだ。
どうせ男と痴話げんかでもしてフラれたんだろ?
淋しいんなら俺が相手してやってもええんだぜえ」
大声を出されても
人っ子一人いないという確信があるからなのか、
ドライバーは桃子の手を取り己の股間に導いた。
そこにはすでにスタンバイ状態の
男の分身が脈打っていた。
「大丈夫、ちょっぴり辛抱すればいいんだからさ~、
その分タクシー代をタダにしてやるよ。
ついでに格安ホテルも紹介してやるからさ~」
男は手荒に桃子の衣服を脱がしにかかった。
手荒ではあるけれど手慣れているのか
ブラウスのボタンを引きちぎったりせずに
キッチリと外してくれた。
「ほんとに…やめて下さい!お願いだからやめ…」
抗う桃子の口を
おもむろにドライバーの口で塞がれた。
舌を入れてきたら
噛みちぎってやろうかと思っていたのに
ひたすらドライバーは桃子の唇を
チュバチュバと吸うだけだった。
唇を吸いながらも
男は桃子のブラをたくし上げた。
真っ昼間に桃子は
豊満な胸を男にさらけ出してしまった。