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英里を調教
第15章 エクストラ・ストーリー1 英里の初めてのアルバイト
 だめ…だめっ! また負けちゃう!
 こんな…こんなことされて…私っ!
 これ以上、感じちゃ、だめ…

 そう必死に思い続ける英里の頭が真っ白になり、体がビクビクと波打つ。
 挿入されるとすぐに、英里は絶頂を迎えた。


 次に英里が気が付いた時には、自ら橘の舌に舌を絡め、腕は抱きつくように背中に回され、立花の腰に合わせて自分の腰が動いていた。

 体に残っているのは、ボタンを全て外されたブラウスと、紺色のソックスのみ、そして足首に引っかかる、濡れて色の変わった下着。
 英里の胸に自分の胸を押し付けるように、橘は体全体を使って腰を振る。

 かすかに蘇る嫌悪感。
 しかしそれも体を快感から取り戻すまでにはいたらず、いやだいやだという英里の声は、奥深くに埋もれていく。

 腕どころか足まで橘の体に巻きつけ、英里は喘いでいる。

 いつの間にか客のいなくなった店内から、藤井が中を覗いている。

 橘が呻き声を上げた。

 いや、だめ、やめてっ!

 そんな英里の思いは声にならず、喘ぎ声をあげ続ける。

「あ、んっ…イくイく…またイっちゃうぅ…! ああっん!」

 さらに締りが強くなった英里の中に、橘は出した。
 橘にとって、初の女子高生で、初の中出しだった。
 射精の瞬間まで、体に絡まった英里の足が解けず、そのまま出してしまった。
 達也とのセックスの時のクセで、最後まで足を離すことが出来なかった。
 体の隅々まで調教された英里の体は、快感を逃さぬように、橘の体を逃さなかった。

 橘の射精の後、しばらく英里は、まだ残っている精液を搾り出すように腰を動かしていた。

 代って今度は事務所に入ってきた藤井が、再び英里の中に侵入する。

「あっ…ああっ!」

 驚きながらも橘はその様子をしばらく眺め、服を直すと店を出て「閉店」の看板を出した。


 店の中に響くのは、ソファの軋む音。
 男二人の息遣い。

 英里の喘ぎ声。

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