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回想ディスコ
第3章 「正弘の場合」

急いで作ってもらった花束を抱えてワンダーランドに戻った。

すでにチークタイムがはじまってたけど、
シャネちゃんの姿はホールの真ん中にはなかった。
バーカウンターで、オレのこと、待ってたみたい。

後ろ手に花束を隠して近づくと、目キラキラさせて見上げちゃってさ。

行こう、と合図すると、オレの一歩前をシャネちゃんは歩いて
ホールの真ん中にスタンバイした。
そしてオレは・・
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