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誘惑のサンタクロース
第4章 その後☆



「そんな手を使ってでも
 紅里を救えたらいいなって思ったんだ」

「だからケーキにもふたご座?」

「あれはただのおまじないっていうか
 紅里とこれからずっと
 一緒に居たいっていう、俺の気持ちと
 この前のは流星群だよって気付くかなーと思って」




ふふふ。

なんか嬉しい。

わたしもずっと星弥くんと一緒に居たいよ。




「じゃあオリオン座のほうは?」

「あれもただ昔のことを
 思い出してくれるかなっていうだけ。
 紅里の小さい頃のこととか思い出してくれるかな、って」



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