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誘惑のサンタクロース
第4章 その後☆
「紅里おはよ、もう少し待っててね」
そう言われ、キッチンカウンターの前まで行くと
「紅茶?コーヒー?」って聞かれ
「紅茶」って答えると
シンプルなマグカップに湯気が立っていて
「熱いから気をつけてね。
ふーふーしてあげようか?」
なんて子ども扱いされる。
「大丈夫だもん」
「あはは、そうだね
あんなに乱れた大人のサンタさんには
俺のふーふーなんて必要ないよね?
あ、今はトナカイか」
なんて、昨日のことを思い出させるようなことを言ってきて
朝から顔が真っ赤になってしまった。