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want to be ...
第8章 葛藤
驚いてる兄ちゃんに優奈ちゃんはディープなキスをかまして、こう言ったらしい。
「好きだとか何とか聞こえたけど…
あたしを好きなら、抱いて。
めちゃくちゃにしてよ。しなさいよ、ねぇ」
優奈ちゃん、ボロボロ涙こぼして泣いて、お兄ちゃんに抱き付いてそう懇願して。
お兄ちゃんが女の子とセックスしてた理由は優奈ちゃんにヤキモチ妬かせたかったからで、自分の欲を満たすためだけのセックスしかしたことがなかったお兄ちゃんは、その申し出を断った。
「抱けない。お前だけは抱けない」
好きだから、抱けない。
好きすぎて、どう触れたらいいのか分からないから。
もし触れることが出来ても、余裕がなくなって…ぶっ壊してしまうかもしれないから。
そういう思いを込めて言ったら、優奈ちゃんはものすごく傷付いた顔をして。
「やだ。ねぇ、お願い…秋人(あきと)。
あたしを抱いて?お願い…」
結局…お兄ちゃんは欲に勝つことは出来ず、優奈ちゃんを何度も何度も激しく抱いた。
その日からお兄ちゃんと優奈ちゃんは堕落したように毎日セックスし続けた。
お兄ちゃんも高校を休んで、優奈ちゃんの家に毎日毎日セックスしに行ってたらしい。
そんな堕落した生活を送ってたある日…
いつものようにセックスしに優奈ちゃんの家に行くと、お兄ちゃんが優奈ちゃんの部屋で見てしまったのは…
優奈ちゃんが、他の男とセックスしてるところ。